おはようございます。
今日は朝から雨のため、滞在中のキャンプ場を拠点に広島市内の原爆ドーム周辺を見学してきました。
昨日の大和ミュージアムといい、戦争について色々考えさせられる広島の日々でした。
雨上がりの広島
海田のキャンプ場で目覚めたものの、テントに雨が当たる音が朝から続いていました。
その後も降ったりやんだりを繰り返していましたが、お昼を過ぎた頃に空が明るくなってきたので、今日出来る範囲で広島市内を見て回ることにしました。
市街地まではバイクで30分ちょっと。
幸い市内には地下駐輪場も充実していて、バイクを停めるのにも困りませんでしたね(^^)
駐輪場から商店街を眺めながら10分くらい歩いて行くと、川のすぐ脇に原爆ドームが立っています。
もともと広島産業奨励館と呼ばれていたこの原爆ドームのほぼ直上600メートルで原爆が爆発したそうです。
横からではなく、上から爆風を受けたために、レンガの壁が崩れずに残ったのではないかと言われています。
終戦後しばらくは中に入る事もできたのだそうですが、現在は老朽化により耐震補強され、立入禁止になっていました。
テレビや教科書でよく見る原爆ドームですが、実物からは強烈なメッセージ性を感じますね…
原爆ドームの周囲は平和記念公園になっていて、戦没者祈念館や、平和記念資料館などが隣接しています。
まずは原爆ドームから少し歩いた所の、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館へ。
入館は無料です。
ここでは原爆で亡くなられた方の名前、写真が検査出来るほか、鎮魂のための場所や体験談をまとめたアーカイブスなどがあり自由に閲覧する事が可能です。
まずは地下に造られた死没者追悼空間へ。
壁一面に複数色の違うタイルが貼られていて、それらが原爆後の広島の町を描いています。
タイルの数は14万個で、これは原爆で失くなった方とほぼ同じ数なんだそうです。
街の絵の下には、当時の町のの名前も記されていました。
その後地上階の資料室で被爆体験談を閲覧したり、インタビュー映像をしばらく見ていました。(撮影禁止)
やはり当事者が語る内容というのはとても臨場感があって心に残るものですね。
数件の資料を見たあと、隣の平和記念資料館へ。
こちらは入館料1人200円で、中には原爆投下時に近くにあったものや、被爆者の遺品などが展示されています。
焼けたガラス、壁などからは原爆の威力の凄まじさが伝わって来ます。
破れた学生服、血の滲んだモンペ、子供の名前が書かれた名札…
被爆者の遺品には、ひとつひとつに持ち主や託された方のエピソードが添えられていてとても引き込まれ、戦争について考えさせられる内容でした。
一部ちょっと刺激が強いのと、是非自分の目で見ていただきたいのもあって、写真は載せていません。
平和記念公園だけでも広島に来る価値があると思いますので、是非見に行ってほしいです!!!
じっくり展示を見ていたらいつの間にか18時近くになっていました。
ですが今日はキャンプ場も移動していませんし、多少遅くても余裕がありました。
近くの銭湯でゆっくりお湯に浸かってからキャンプ場で就寝です。
明日は、宮島で厳島神社などを見てきたいと思います!
本日の走行距離︰30.9km
総走行距離︰6713.5km
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