初めてのブッシュクラフトにおすすめ・モーラナイフのレビュー

皆さんこんにちは！たなか（@GAJ_DT）です。

今回は私が普段キャンプで使用しているナイフ「モーラナイフ」の紹介です。

私は日本一周中はもちろん、普段からブッシュクラフトや焚火をすることが多いのですが、その際にナイフは欠かせないものとなっています。

今回紹介するナイフは安価で使いやすく、長く使っていける物ですので、薪割りやブッシュクラフトをやってみたい！という初心者の初めての一本におすすめです！

コンテンツ一覧

モーラナイフコンパニオンヘビーデューティー

モーラナイフは創業125年を誇るスウェーデンの老舗ナイフブランド。

2000円代の手ごろな価格ながら初心者からベテランまで使える信頼性の高いナイフを多く作っているメーカーです。

その中でも、焚火用のバトニング（ナイフでの薪割）や、ブッシュクラフト向けのおすすめがコンパニオンヘビーデューティーです。

リンク

刃の厚みは3.2㎜。　グリップ内まで刃が貫通しているフルタングではありませんが、バトニングの際に固い薪に叩きつけるような荒い使い方をしても問題なく使えるタフさは充分あります。

価格も2000円代後半と安く、初めてのナイフとして手軽に購入できるのも魅力です。

ヘビーデューティーの刃はカーボンスチール刃とステンレス刃の二種類。それぞれ特性が違うので、用途に合わせて選びます。

カーボンスチールは炭素と鉄の合金。ステンレスよりも研ぎやすく切れ味が良いのが特徴です。　程よく重さもあるのでバトニングなど力のいる作業にも使いやすい一方、錆びやすいので水周りの作業には向いていません。

ステンレス刃はカーボンスチールよりも錆びにくく、軽くて扱いやすいですが、切れ味はカーボンスチールよりも劣ってしまいます。

初めての一本でブッシュクラフトを楽しみたいなら、カーボンスチールを選ぶのがおすすめです。

釣りなど水辺で使用したり、ナイフのメンテナンスが苦手な時にステンレスを選ぶと良いでしょう。

私はカーボンとステンレスを二本持ちして、焚火にカーボン、釣りでの魚の処理や野菜を切ったりするのにステンレスをと使い分けています。

刃の厚みも充分で、キャンプ場で売られている針葉樹の薪ならバトニングで問題なく割ることが出来ます。

しかし大きめの紅葉樹の薪や節がある場合はさすがに厳しいので、無理せず割れる薪を選んで割ったほうがいいと思いました。　ナイフも刃こぼれしませんし、ケガ防止に繋がりますね。

力のいるバトニングですが、ラバー製グリップは握りやすく滑らないので、力も入りますし細かい作業もしやすいので初心者でも扱いやすいと思います。

また、カーボンスチール刃は放置するとすぐに錆びてしまいます。使用後水気はしっかりふき取って、オイルを薄く塗って保管しておいて下さい。

ステンレスは切れ味こそカーボンスチールには及びませんが、丈夫さは変わらないので釣り上げた魚をナイフで締めたりさばいたりするのにはとても便利です。

シース（ナイフのカバー）についているベルト用クリップは見た目よりしっかりホールドしてくれるので、釣りの時に腰などにぶら下げたまま歩き回っても外ることはないですね。

水に強いので調理も一応こなせます。

ただ、刃が厚いので使いにくいかもしれません。　魚捌きや野菜の皮むき等の補助的な使い方が向いていると思います。

ナイフがあれば、薪をただ燃やすのではなく、割る、削る、焚き付けを作るといった楽しみ方をプラスできます！

明るいうちにキャンプ場でナイフで薪をバトニングしていると、周りからもカッコよく見える効果もあるかもしれません！(笑)

モーラナイフのヘビーデューティーなら安くて使いやすいので初心者でも安心してブッシュクラフトが出来ます。

次回のキャンプにはナイフを持って、焚火をもっと楽しくしてみませんか？

リンク