こんにちは!たなか(@GAJ_DT)です。
今回は筆者の愛車CBR250R前期型(MC41)をネイキッド化した時のことについてまとめました。
元々フルカウルのスポーツレプリカのバイクなのですが、カウルを外しヘッドライトを交換すれば意外と簡単にネイキッド化できます。
細かいディテールや塗装などは別途カスタムの余地がありますが、手っ取り早くバイクの印象を大きく変えられますので、スポーツレプリカのオーナーの方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私はバイクの自家塗装にも挑戦しています。そちらの様子はこちらの記事にまとめてありますので、興味がある方はご覧ください。
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CBRはなぜネイキッド化したのか
私のCBR250Rは前期型で、元々は2013年モデルのトリコロールカラーでした。
そのまま6年ほど乗っていましたが、日本一周に挑戦するにあたって自分だけのオリジナルカラーで走りたい!と一念発起。
缶スプレーの自家塗装によってBIG1を彷彿とさせる赤と白のツートンカラーに生まれ変わりました。
しかし日本一周中に立ちごけや風などで倒れカウルが割れてしまうトラブルが数回ありました…
そして旅の最後に立ち寄った福島で、巨大台風による水没被害にあい、内外装共に大きなダメージを負ってしまいました。
その際の分解清掃でカウルをすべて外し、その後の修理や調整が終わるまでしばらくヘッドライトのみを仮付けした状態で走っていました。
そしてこれが何となく気に入ってしまい、いっそのことこのままストリートファイタースタイルで乗ってしまえばカウルの組立も無いし面白いのでは…と思い立ったというわけです。
ネイキッド化のために用意したもの
今回ネイキッド化にあたって、以下の物を準備してみました。
- 丸形ヘッドライト
- ヘッドライトをフロントフォークに固定するステー
- ウインカーとメーターを固定するためのステー
これらを使って、ライト周りのみの交換で一気にイメージを変えるカスタムを行っていきます。
丸形ヘッドライト
今回は純正ヘッドライトを取り外し、丸形ライトへ交換。ネイキッドらしい顔を目指します。
ヘッドライトに使用したのはこちら。
Amazonで購入できる汎用ヘッドライトです。
大きさは7インチで、CBR250Rのフロントフォークの外幅とほぼ同じくらい。H4バルブのヘッドライトのバイクならプラグを差し込むだけで点灯するので簡単です。
ウインカー機能付きもありますが、配線やリレー作業が面倒ですしこだわりはないので今回はHi/Lo切り替えのみの一番安価なモデルにしました。
ヘッドライトステー
CBR250Rは本来フロントフォークにライトがついていないので、新たにヘッドライトステーを購入して取り付ける必要があります。
車種専用品はないので、自分のバイクのフォーク径を確認し、それに合わせた汎用品を購入しました。
実はヘッドライトを購入した時にステーも一緒に入っていたのですが、滑り止めのゴムが薄かったり、フォークに上手く嚙み合わないなど付属のステーはあまり質の良いものではなかったので別途購入しました。
走行中に落ちたりしても怖いですし、ここはキタコやキジマなど有名メーカーを使うのが安心ですね。
ウィンカー・スピードメーター用ステー
CBR250Rのウインカーやスピードメーターはカウル側に固定されていますので、カウルを外した後に設置場所が無くなってしまいます。
ここは近所のホームセンターに売っていたステンレス製の穴あきステーを使いメーターとウインカーを固定することにしました。
今回は直線タイプ2本と、L字型を4つ購入。
直線ステーは必要な長さに切り分けて使いました。
CBR250Rをネイキッド化する
それでは実際の作業と改造した場所の説明です。
申し訳ないのですが、作業途中の画像データがないため完成後の写真を見ながら各部を解説していきます。
またカウルも事前に外してあるのであしからず。
ヘッドライトを交換する
まずはヘッドライト。
ノーマルのライトは逆三角形のケースにヘッドライトバルブとポジションランプが組み合わさっている構造です。
そこからすべての配線を引き抜き、さらにライト基部のフレームも外してしまいます。
その後フロントフォークに別に購入したヘッドライトステーを取り付け。
後からメーターの入るスペースを考えてヘッドライトの位置を決めたら、ボルトを仮締めしておきます。
ステーの位置が決まったらヘッドライト本体を挟み込むように取り付けます。
光軸の角度は後でも調節できるので、大体の位置に合わせておけばOK。
配線の取り回しを考えながら次の作業に移ります。
ウインカーとスピードメーターを取り付ける
ライトの位置が決まったら、ウインカーとスピードメーターを取り付けるためのステーを作っていきます。
今回購入した汎用ヘッドライトステーには、ヘッドライト取り付け部以外にもう一ヶ所穴が開いているので、そこを利用してメーター等を取り付けてみることにします。
L字ステーと直線ステーを組み合わせてコの字型にしたら、ボルトで固定し、その上にスピードメーターを乗せます。
スピードメーターとステーの固定はメーター側のカウル固定用ビスを利用しました。
さらに同じくヘッドライトステー穴にL字ステーをボルト止めし、そこへテープで貼り付けるタイプのウインカーを取り付けています。
すべてのステーの位置が決まったら、通電チェックをしてメーター、ヘッドライト、ウインカーの点灯を確認。 余分な配線をヘッドライトケース内に押し込んだり結束バンドで固定します。
最後にすべてのボルトをしっかりと本締めして完成です!
完成した新CBR250Rネイキッド版!
前述の作業を経て完成したネイキッド版CBR250Rがこちら!
どうですか?ストリートファイターチックなシルエットに近づきましたね!
カウル外しとヘッドライト交換だけの作業ですが、なかなかカッコよく仕上がったのではないでしょうか。
ミラーもハンドルミラーから、kemimotoのバーエンドミラーへ交換。より攻撃的になりました。
また車体左側からハンドルへ向けてUSB充電用の配線があるのですが、これを太めの配線カバーで覆うことで保護と無骨な感じのディテールアップをしています。
また他の配線にも同様の処理をして統一感を持たせました。
クオリティが心配だった汎用ヘッドライトですが、思ったより明るく、Hi/Loの切り替えも問題なく行えました。
エアロウインカーもちゃんと光りますし、正面を向いたことによってカウルについていた時よりも見やすくなりました。
そしてそれらを保持する自作ステーも、試走を数回しましたが緩みやガタツキなく走れています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私がフルカウルのCBR250Rをネイキッド化した時の作業をご紹介しました。
作業途中の様子を撮影しておらず説明が少なくて申し訳ありません…
ですが車種ごとに多少違いはあれど、ヘッドライトを取り外す→汎用ステー取り付け→新ヘッドライト取り付けというおおまかな流れは同じです。
気軽に挑戦できるカスタムではないですが、もしフルカウル乗りの方でネイキッド化を検討されているのであれば参考になるかと思います。
想像通りのバイクに仕上げるのはなかなか難しいですが、楽しみながら少しずつじっくりと取り組んでみてはいかがでしょうか。
初めまして。
事故にあいCBR250RRMC51をネイキッド化させているため参考にさせて頂いております。
質問なのですが、250Rはポン付けでハイビームのスイッチやパッシングスイッチで点灯出来たのでしょうか?
もし、出来なかったとしたらどのような配線にしたかなどお教え頂けないでしょうか。
250RRだとヘッドライトユニットの中にハイビームの信号を返しているディマー装置(?)なるものが入っているようで、単に配線しただけではハイビームが常時点灯になってしまい頭を抱えております。
コメントありがとうございます。
MC41の場合、ヘッドライト接続ははH4バルブ一つなので、それに対応したヘッドライトを購入しそのままカプラーを接続したところハイビームも問題なく点灯しました。
私はMC51オーナーではないため詳しくはわかりませんが、MC41前期と違いヘッドライトが2灯分離しているため配線の継ぎ変えや交換が必要かもしれません…
お役に立てず申し訳ありません!また愛車で走れる事をお祈り申し上げます。
ご返信ありがとうございます。
知人の所に預けて予定を見ながら作業しているためまだ配線の方解決してはおりませんがとりあえず、配線間にスイッチを噛ませるか又は、元々のハイビームスイッチ配線を繋ぎ変えられないか模索中です。
治りましたらご報告させて頂きます!
はじめまして。
cbr250rのカスタムをしている者です。
私も同様にkemimotoのバーエンドミラーを購入したのですが、参考程度にどのように着けられたかお教え頂く事は可能でしょうか?
コメントありがとうございます。
私のバーエンドミラー交換方法ですが、まずハンドル内に純正のバーウエイトがありますのでそれを取り外します。
これは詳しくブログをまとめている方がいらっしゃるので「MC41 バーウエイト 取り外し」等で検索して見てください。
その後中空になったハンドルにミラーを取り付けるのですが、cbrのハンドル内径がやや大きく、そのままではミラーをしっかりと固定しにくかったので、余ったラバーシート等を噛ませてクリアランス調整をしてから取り付けました。
ご参考になれば幸いです。