日本一周【45日目】荒天の紫電

    

    

    

     

     

   

おはようございます。

今日は山出憩いの里キャンプ場~宇和島のへんろ宿もやいまででした。

    

朝から雨風が強く、移動を控えた一日でしたが、少しだけ観光もしてきたのでご紹介します。

    

    

    

    

    

   

暴風と昼お風呂

     

     

     

       

昨日から山出憩いの里キャンプ場で宿泊していたのですが、夜明け前に強烈な風の音で目を覚ましました。

テント全体が揺れるほどの風がごうごうとうなりをあげていたのです。

    

       

前日に転倒していたのもあり、あわてて飛び起きてバイクを確認しに行きました。

見たところ、バイクは物置の陰に停めていたので問題なし。

飛ばされたものもなさそうだったので再びテントに戻り、ペグ等を確認して二度寝しました。

   

   

揺れや風の音で度々起こされながら朝6時過ぎにいつも通り起床。

しかし撤収時には風に加え雨も降ってきてしまいました…

    

     

    

雨や風のタイミングを見極めて、濡れないところに道具を運びます。

そしてまだオープン前の温泉の軒下をお借りしながら、撤収作業と宿探し。

今日は天候が悪いので移動を控え、早めに宿に入ってしまう事にしました。

    

        

        

        

         

宿の予約も取れて、天気の一瞬の回復を見計らって出発。

ですが道中はずっと雨模様でしたね(^_^;)

風も強いですし、やはり雨の移動は疲れます…

     

    

    

宿がある宇和島までは1時間ちょっとですが、チェックインまで時間があるので途中にある道の駅津島安らぎの里で休憩しつつ時間をつぶすことにしました。

      

      

この道の駅には、直売所はもちろんお食事処や温泉、子供向け室内プールもあり、とても充実しています。

    

今日は移動も少なく時間に余裕があるのでまだお昼前ですがお風呂に入ってしまいました。

がっちり温泉やサウナを堪能して、雨で失った体力を回復です。

     

    

その後温泉施設内のレストランで食事。

特性のちゃんぽんを頂きました。

      

      

    

     

今日はここでチェックインの三時までいようかと思ったのですが、ここでフォロワーさんから近くの観光施設情報を頂きました。

個人的にも興味がある分野だったので、来た道を戻ることになりますが、行ってみることにしました。

       

         

          

           

        

          

       

紫電改展示館

    

    

    

来た道をしばらく戻ってやってきたのは、南宇和郡愛南町にある紫電改展示館

   

   

紫電改とは、太平洋戦争末期に日本海軍で運用された極地戦闘機です。

ゼロ戦に代わる新たな主力として開発され、当時の日本海軍最高の性能を持っていました。

    

      

そんな紫電改ですが、国内で実機が保存されているのはここ愛南町のみ。

終戦から34年後、愛南町の沖合に沈んでいたのを地元のダイバーがほぼ原形のままの当機を発見し、引き上げられて分解清掃された後ここに展示されたそうです。

館内には、中央にそんな紫電改が静かにたたずんでいます。

       

      

原形をとどめていたものの、貝や海藻類が付着したり、海水に浸食されていたため、それらを取り除いたり、外装を当時のカラーに塗りなおして復元してあります。

また分解調査の為に中の機材や弾薬なども取り外されていて、一つ一つガラスケースで展示紹介されていました。

       

       

やはり模型ではなく実際に使われたものは歴史的資料としての説得力が違います。

機体の海底での腐食痕や着水時に曲がったプロペラなどを見ていると、これが空を飛んで、そして海に沈んだということを証明されているようです。

   

    

     

紫電改の周りには、ゆかりのあるパイロットたちの逸話や戦歴、家族のお話などが紹介されています。

また紫電改引き上げ時の写真も展示されていました。

      

      

紫電改を運用していた343空と呼ばれる部隊が愛媛県松山基地を利用し、地元の方とも交流があったことがここに紫電改が展示された理由の一つでもあるようです。

松山で親交のあった方から送られた紫のマフラーには、杉田庄一少尉の座右の銘「ニッコリ笑へば必ず墜とす」の文字が刻まれていました。

     

       

この標語が刺繍されているのは、杉田庄一少尉と同じ編隊の操縦士のマフラーのみ。

このマフラーは他の編隊も含め全部で38枚作られましたが、現存するのはこれを含めて三枚だけだそうです。

       

それがいかに戦地から生還することが難しいかを物語っていますね…

       

      

         

          

        

紫電改のそばには操縦士の写真と慰霊碑、その周りには沢山の折鶴が。

       

      

売店で買った折り紙をここで折って、お供えしていくことができるそうです。

他にも、Tシャツやバッグなど関連グッズも売っていました。

    

    

       

ここまで充実して入場はなんと無料です!

もちろん屋内ですから、今日のような雨でも大丈夫ですね。

      

         

貴重な紫電改を見られて、またそれに乗って戦った人たちの記録を見ることができとても有意義な時間が過ごせました。

         

          

          

           

           

          

         

           

今日は久々お宿泊

    

     

     

紫電改展示館を出てからは真っすぐに宇和島市街を目指します。

今日は風が非常に強いうえに雨も降っているので、無理せず宿に泊まることにしていました。

   

    

     

今日宿泊するのは、ゲストハウスへんろ宿もやいです。

     

      

素泊まりですがお風呂、洗濯機、Wi-Fiなど無料で使えて個室もあり、かなりリラックス出来ました。

   

今日はこちらでしっかり休憩&充電して、明日は四国最西端佐田岬を目指します!!

   

     

    

     

     

本日の走行距離︰119.8km

総走行距離︰5456.4km

   

   

   

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