工具不要で簡単固定!バイク用ホムセン箱の作り方【日本一周でも大丈夫】

こんにちは!たなかです。(@GAJ_DT

今回は僕が日本一周用にホムセン箱を製作した方法の紹介です。

ホムセン箱はそのままバイクに固定してもいいのですが、金具やボルトで自分に合わせて使いやすくカスタムできるのも魅力です。

       

今回は実際に日本一周で使用した、工具無しでリアキャリアに固定、簡単に取り外し出来る方法を紹介します。  

写真付きで作り方を説明していますので、リアキャリアを使っていて、ホムセン箱導入に挑戦してみたい方はこの記事を参考に作ってみてくださいね。

   

   

ホムセン箱を選ぶ~代表的なおすすめ箱

  

  

バイク乗り大好きホムセン箱。 様々な大きさ、形のバリエーションがあり、価格も2000円弱くらい。 パニアケースを購入するよりもお財布にやさしく積載も充分です。

ホームセンターで売ってる箱だからホムセン箱ですね(^_^;)

   

箱とバイクのデザインの組み合わせによってはちょっとダサく見えてしまう事もあるのが難点ですが、オリジナルのホムセン箱を乗せた旅感たっぷりなバイクもまたとても魅力的ですよね。

   

    

ホムセン箱はもともとバイク用ではなく、工具を入れたりするツールボックスとして売られていて様々な形や大きさがあります。 

その中で僕が実際に使用したのはこの二つ。

アイリスオーヤマ 職人の車載ラック専用 密閉ハードBOX MHB-460とASTAGE アクティブストッカー600です。

           

アイリスオーヤマ 職人の車載ラック専用 密閉ハードBOX MHB-460

           

こちらの箱は通称アイリス箱と呼ばれています。

スーパーカブに乗せて走っている方をよく見ますね。僕も自分のスーパーカブ110に装着して使用しています。

    

最初から固定用ベルトを通す穴が開いていたり、鍵付きで密閉性の高い蓋になっていたりとそのまますぐにバイク使用が出来る便利なつくりになっています。

カブに使用する際は2mの荷締めベルトを使うとピタリと固定できるのでその方法がおすすめです。

     

      

Astage(アステージ) アクティブストッカー 600

僕が実際に加工して使用しているのはこちらのASTAGE アクティブストッカー 600になります。

     

前述のRVBOXに比べて容量が大きいですが、鍵などがついていないプレーンな箱です。

これをボルトでキャリアに固定したり、外側に荷物などがかけられるよう使いやすく改造していきます。

       

今回僕は赤黒カラーの物を購入しましたが、車体色によってはこちらのグリーンカラーもミリタリーチックで相性よさそうです。

        

工具不要!簡単ホムセン箱固定システムを作る 

     

今回は荷締めベルトやレンチ等工具を使わず、簡単に脱着出来るようにしてみます。

使うのはこちらの蝶ボルトと板付きナット。これらを組み合わせて脱着システムを作ります。

    

           

蝶ボルト脱着システムの製作

蝶ボルトで固定するため、まず箱の裏面に穴を開けるのですがアクティブストッカーの裏面には四角い仕切り状の凹みがあります。

このままだと接地面が少なく危険なので、同じ厚みの木板を貼り(ボンド等で仮止め)埋めてしまいましょう。 その後自分のキャリアの形にあわせて位置決めして、穴を開けます。  

穴はボルトより少し大きめで大丈夫。数は4~6点止めで充分です。

穴の大きさはボルトより大きめに、ボックスまで一気に貫通させよう

    

穴を開けたら内側から板付きナットをあてがい、ビスで板ごと固定します。 この時蝶ボルトが真っ直ぐ抵抗なく締められるか確認するのを忘れずに。

木板からはみ出さない長さのビスを使おう

    

これで下側から蝶ボルトで固定できるようになりました!

さらに、滑り止めとしてゴムシートを上から貼り付けます。

粘着剤付きのゴムシートが便利

僕の使用しているキャリアの形的に底が浮いてしまう部分が出るので、手持ちのウレタンシートを切って両面テープで貼り付け調整しました。

      

これでキャリアへの積載部分が完成です。 

詳しい取り付けの様子は次項で解説していきますね。

  

   

実際に取り付けた様子と使用感

では完成したホムセン箱を実際にリアキャリアに取り付けてみます。

僕が選んだキャリアは、デイトナのマルチウイングキャリア。 底面に多数の穴が開いているのでホムセン箱の穴開け加工時に場所合わせが楽そうなので購入しました。

外観もカッコいいですし、対応している車種もとても多いですね。

   

バイクにキャリアを取り付けたら、ホムセン箱を乗せてみましょう!

あらかじめキャリアに合わせて開けておいたホムセン箱の穴の位置を合わせたら、ステンレス製のステーを蝶ボルトと緩み防止のスプリングワッシャーでキャリアを挟み込むように締め付けて固定します。

             

この方法なら手締めだけでしっかりと固定でき、外す時も工具は必要ないのでとても便利です!

荷締めベルトがないので見た目もスッキリしていますし、いちいち工具を出す煩わしさがなくなり、荷物整理もとてもスムーズ。

     

肝心の強度ですが、日本一周中ほぼつけっぱなしでもほとんど緩まず、朝の出発時に確認ついでに締めなおす程度でした。

さらにボルト等をすべてステンレス製にしておけば、錆びにくくなり強度がアップしますのでおすすめです。

           

           

U字ボルト取り付けでさらに便利にカスタマイズ!

    

上手く取り付け出来たら、ホムセン箱にカラビナやネットを引っかけられるように改造して、さらに便利な自分だけのオリジナル箱を作ってみましょう!

     

用意したのはこちら。

U字ボルト、ナット、ワッシャー、スプリング、U字ボルト固定用プレート。今回は8㎜のものを使用しますが、自分の用途に合わせてお好みのサイズを選んでくださいね。

それから、雨などが入らないよう念のためワッシャーの隙間をシーリングしておくことにしました。

       

    

    

イメージが決まったら、U字ボルトを通す穴を開けます。

場所はホムセン箱の各面の上の角にしました。

ここに穴を二つ開けます

   

大体の位置を決め印をつけたら、8㎜のドリルで穴をあけます。

ボルトが合わないようならボルトが挿さるまで穴をぐりぐりを広げてやりましょう。 穴が少し大きくても大丈夫です。

    

穴を開けたら、U字ボルトにナットとワッシャーを噛ませて穴に挿し、裏からU字ボルトプレート、スプリング、ナットの順に固定します。

この時外側のワッシャーにコーキング材を塗って防水加工しました。

    


内側はこんな感じ。

この時U字ボルトをプレートで挟むことで、力が分散し、穴付近に負荷が集中して箱が壊れるのを防ぐ働きがあります。 プレートは必ず使いましょう。

これと同じ加工を他の所にも同様に行いました。

    

最後に、開口部の真ん中に穴を開け、南京錠をかけられるようにしました。

蓋と本体を合わせて、少し斜めに穴を開けるのがコツです。 

    

ちょっと南京錠が大きかったので、後で一回り小さい物に交換しました。

   

これで一通りの加工は終了。

後は自分のひらめき次第!自分の目的や趣味に合わせて自由に改造してみましょう!

蓋の上にネットとGopro マウントを取り付け
サイドには釣り竿ケースも付けられるように

     

  

ホムセン箱でツーリングに出かけよう!

          

ホムセン箱はバイク専用パニアケースと比べ、安くて見た目や機能を自由にカスタマイズできる魅力があります。

最初に固定する方法さえ分かってしまえば、後は使いながら自分好みに加工していけば世界に一つだけの最高の相棒の出来上がり!

この記事を参考に、自分だけのホムセン箱ライフをを楽しんでくださいね!

使い込んだホムセン箱は最高の相棒

  

  

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